SW MUG I
ロングセラーのフェアトレードマグ
ネパールで古くから焼き物を作り続けている工房「ティミセラミックス」の人々が、一つ一つ手作りしています。
飲み物がたっぷり入る、大きめのマグカップ。
ころんとした台形シルエットは、手に馴染むデザインで作られています。
贈り物にも選ばれている、ロングセラーのフェアトレードマグカップです。
生産国:ネパール(ティミセラミックス)
素材:せっ器
サイズ:上Φ7、下Φ8.5cm×高さ8.5cm
容量:約320ml
・電子レンジ、オーブン(300℃まで)、食器洗い乾燥機 使用可
※直火ではお使い頂けません。
また、耐熱温度範囲内であっても、強い衝撃や急激な温度変化は破損の原因になります。
お取扱いにはご注意ください。
※一つ一つ手作業にて仕上げているため、釉薬掛けの際など製作の工程上、多少の色の濃淡や手作業跡が見られる場合がございます。サイズも若干の個体差が生じる場合がございますが、ご使用上の品質に問題ございません。
※ご使用の際には裏面のラベルを取り、必ず洗ってからご使用ください。
ホワイトは釉薬の不均一な表情が魅力の、つや感ある仕上がり。
他の3色はマットな仕上がりで、少しざらりとした肌ざわりが癖になります。
電子レンジ・オーブン・食洗機OK!
陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物・ストーンウェア。
粘土と陶石でできており、素焼きのような自然な風合いと、強い素地を兼ねそろえています。
水分の浸透がなく、傷つきにくいため、普段使いにぴったりです。
ハンディクラフトという魔法の言葉
ネパールで古くから焼き物を作りつづけている工房「ティミセラミック」。
ラクシュミさんは、父親から継いだ陶芸を続けて、30年以上が経ちます。
「僕は生まれた時から、陶芸家だ」
そう話すラクシュミさんは、まさにプロの職人として生きてきました。
ネパールの粘土と、インドの陶石を合わせて仕上げるマグカップは、石の強さと土の素朴さが、手に持つだけで伝わってきます。
石、土、火といった自然の力を借りて、人間の手で作り上げるシンプルなものづくり。
だからこそ、熟練された技と豊富な経験が必要とされるのです。
それでも、ちょっとした作業の跡や、釉薬の凹凸が残ることもあります。
ヨーロッパを中心とした海外では、それを「個性」という言葉で喜び、手仕事の証として、かえって重宝されることが多いそうです。
一方で、日本では「不良品」として、なかなか受け入れられないのが現実。
私たちは、均一で完璧なものが並ぶ世界の景色に、いつのまにか見慣れてしまったのかもしれません。
現地で、ラクシュミさんと商品づくりについて話し合ったスタッフは、彼のある言葉が忘れられないと話します。
「僕たちには”ハンディクラフト”という魔法の言葉がある。
ゆがみや、いびつさ、ずれ、傷。それをすべて”ハンディクラフトだから”という理由で逃げてしまうことができるんだ。
でも僕はその言葉に逃げたくない。
より良いものづくりができるように、努力を続けていきたいと思う。
ただ一方で、使ってくれる人たちにも知ってほしい。
決して機械が作っているんじゃない。
誰かの手によって、作られているんだということを。」
私たちは彼らと共に、これからもものづくりを続けていきます。
ハンディクラフトという魔法の言葉。
その言葉の持つ本当の可能性を信じて。
(2020.10.23 コラム「ハンディクラフトという魔法の言葉」より)
世代を超えて受け継いだ伝統陶芸
このアイテムを作ってくれているのは、せっ器「ストーンウェアシリーズ」を生産している工房「ティミセラミックス」。
ティミセラミックスは、1985年にカトマンズにほど近い陶芸が非常に盛んな村で創設されました。
村では、古来より陶芸の技術を世代を超えて受け継ぎ、伝統的な素焼き土器の生産を行ってきました。
作り手の生活と自立を支えるネパールのフェアトレードNGO「サナハスタカラ」を介して、
職人さんたちが手作りで作っています。
せっ器とは?
陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物。粘土と陶石でできています。
素焼きのような自然な風合いと、強い素地を兼ねそろえた、陶器や磁器にはない魅力を持っています。
本製品には、WFTO製品ラベルが付いています。 シサム工房は、WFTO(世界フェアトレード連盟:World Fair Trade Organization)が認証するフェアトレード団体です。 |
FAIR TRADE PARTNER
Sana Hastakala / サナハスタカラ
from Nepal
ネパールの様々な境遇のお母さんたちが、積極的に新しい技術を習得しながら生活を支える。