ナイアード ガスール(固形 / 粉末) 500g
「洗い浄める」という名を持つ粘土
モロッコ・アトラス山脈のわずかな地域でしか採れない貴重な粘土「ガスール」。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分を多く含み、肌や髪に大いなる恵みを与えてくれることから、アラビア語で「洗い浄める」という名を与えられています。
モロッコの人々は、ガスールで肌や髪を美しく保つ伝統を古くから続けてきました。
顔も髪も身体も、ガスールだけでしっとり洗い上げることができます。
保湿力が高く、中性に近いため、肌への触感はとてもマイルド。
洗顔やパック、洗髪、入浴など使い方は多種多様。
モロッコの自然が生み出す豊かな恵みを、全身でお楽しみください。
生産国:モロッコ
成分:モロッコ溶岩クレイ
内容量:500g
※効果・効能については個人差がございます。
※肌に傷、はれもの、湿疹等の異常がある時は使用しないでください。
※肌に合わない場合は使用を中止し、専門医に相談してください。
※すすぐ時は目に入らないように注意し、入った場合はこすらずにすぐ洗い流してください。目に異物感が残る場合は、眼科医に相談してください。
※本商品を使用したお湯を洗濯に使用することはお止めください。
※使用前のガスールは湿気を避け、乳幼児の手の届かない場所で保存してください。
※ガスールは性質上、周囲の匂いを吸着してしまう可能性があります。保管の際は注意してください。
500gパック
様々な使い方で継続的に使いたい方におすすめのお得な500gパック。
パックに使用する場合は約50回分、全身の洗浄や入浴に使用する場合は約25回分お使いいただけます。
アトラス山脈が生み出す貴重な恵み
ガスールの原石が採れる場所は、モロッコの中央部をはしるアトラス山脈の限られた地域のみ。
今までに蓄積されてきた経験によって選ばれたよい鉱脈から、手作業で丁寧かつ大切に採掘されています。
鉱山には、小さなモスクもあり、床屋やカフェ、宿舎等もあります。
ほとんどの鉱夫はここで暮らし、休日は家に戻って家族と過ごします。
皆、鉱山とガスールへの強い想いを持ちながら採掘を行っているのです。
ガスールがとれる鉱脈を探すのは鉱夫の経験が頼り。
場所によっては数十センチの薄い層もあるので、採掘に機械は使えません。
坑道を掘るのも、原石の採掘も全て手作業で行われるため、一度に大量のガスールを得ることはできないのです。
こうして採れたガスールの原石は、ロウのようななめらかで艶のある美しい塊です。
緻密でなめらかな粘土の原石は、粒子が細かく質が高い証でもあるそうです。
極上のなめらかさを生み出す
ガスールの製造は、マラケシュの工房で行われます。
ガスールの原石は、とても粒子の密度が高く、そのままでは水に溶けません。
そこで、強い太陽の下で乾燥させることで小さくひび割れて砕けていき、ガスールはようやく水に溶けるようになります。
砕けて小さくなった原石の欠片の中から、スタッフ達は手作業で、余分な鉱物の結晶を取り除いていきます。
次に、地下水を用いて原石を1日かけて溶かします。
原石はたっぷりと水を吸い込み、徐々に大きく膨らんでいきながらペースト状になっていきます。
溶かしたガスールは、目の細かなフィルターでこしていきますが、原石の純度が高いため、異物はほとんど見られません。
なめらかかつつややかで美味しそうにも見えるガスールの溶液を、スタッフ達は「チョコレート」と冗談を言い合います。
さらに、ここで溶けきれなかったガスールは、再度乾燥させ無駄のないように使います。
なめらかになったガスールの溶液は、工房屋上の専用テラスに流して乾燥させます。
最初溶けたチョコレートのようだったガスールは、自然に乾いて小さなカケラになっていきます。
原石にたっぷりの水を含ませることで、ほどよく気泡ができ、なめらかに溶けるガスールを作ることができるのです。
自然の力で乾燥を行うガスール作りの最盛期は7月から9月。毎日気温が40℃になる真夏の頃に行われます。
完成したガスールは、目の粗い大きなふるいにかけられ、大きなカケラはそのままガスール固形として、小さなカケラは粉砕してガスール粉末として使います。
「固形タイプ」と「粉末タイプ」の違い
固形タイプの使い方
ガスール固形は、気泡を多く含むため、ふんわりとしたペーストになります。
たっぷりと溶かしても均一に水に溶けやすいため、全身に使いたい時におすすめです。
持ち運びもしやすいため、スパに少量持っていったり、旅行などの際にも。
粉末タイプの使い方
固形タイプより粒子が細かく、なめらかでより優しい使い心地のため、固形タイプの粒子感が気になる方におすすめです。
粉末なので、少量であればかき混ぜてすぐ使うことができるので、忙しい朝の洗顔等にも。
タルカムパウダー等の、様々な手作り化粧品の基材としてもお使いいただけます。
ガスールの溶かし方(パックにご使用の場合)
ガスールは、使用量の約2倍の量の水を基準に、用途に沿って水の量を微調整しながら溶かします。
ここでは、パックに使用する場合を例に、ご説明させていただきます。
ガスール10gに対して、水15ml(大さじ1杯ほど)を加えます。
固形タイプの場合、3分ほど待つと、ガスールが水を含んで膨らみ始めるので、触れて柔らかさを確認したら、肌になじませます。
粉末タイプは、水を加えてすぐに混ぜていただくとペースト状になり、お使いいただけます。
使い方いろいろ
洗顔、クレンジング、シェービングクリームとして
顔を軽く濡らし、濡れた顔にガスールを優しくなじませ、マッサージします。
乾く前に優しく洗い流してください。
粘土の洗浄力が汚れを取り除き、洗顔後の肌もかさつきません。
パックに
目や皮膚の薄い部分を避けながら、肌が隠れるように厚めにガスールを塗ります。
5分ほど待って洗い流すと、お肌がしっとりと仕上がります。
1〜2週間に一度のペースでご利用ください。
洗髪に
髪を濡らしてから、ガスールを髪と地肌になじませ、優しくマッサージします。
わずかにガスールのぬめりが残るように髪をすすぐと、髪はしっとり、地肌はすっきりと洗いあがります。
まれに髪にごわつき、べたつきを感じる場合がありますので、髪全体に使用する前に、少量のペーストを髪一束分ほどでお試しください。
その他全身の洗浄や赤ちゃんとの入浴などにも。
シンプルなのに、工夫次第で様々な使い方が心地よくお楽しみいただけるのが、ガスールの嬉しいポイントです。
スタッフおすすめの使い方
パック+入浴で一石二鳥!(愛用歴5年)
お風呂の時にガスールを愛用しています。
顔パックをしながら入浴して、そのまま顔を洗い流すと入浴剤にも。
お風呂上りは全身しっとりすべすべになります!
さらに、粘土の細かい粒子が汚れを吸着してくれるので、入浴後はそのままさっと浴槽を洗い流せばピカピカに。
素材が粘土だけなので、流しても水を汚さず環境に良いのも嬉しいですね♪
子どもとの入浴にも安心の使い心地♪(愛用歴1か月)
乾燥する季節、特に冬場には子どもとの入浴の時に重宝しています。
お風呂が少し濁って温泉気分なので、子どもも喜んでお風呂に入ってくれて、お風呂上りもお肌しっとり。
子どもにも安心の使い心地なのが、親として何よりですね♪