アレッポの石鹸 ノーマル
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愛されつづけるアレッポの石鹸
愛され、受け継がれて1000年…
アレッポの石鹸は、シリア第二の都市アレッポの特産品として1000年以上前から作られていました。
オリーブオイルとローレルオイルで作られたシンプルな石鹸です。
頭から顔、身体、つま先までこれ一つ。
お肌がつっぱらず、洗い上がりしっとり、安心してお使いいただけます。
他にもお洗濯や食器洗いまで、日常のどんなシーンにも寄り添ってくれる特別な一品です。
生産国:シリア
成分:オリーブオイル 90% / ローレルオイル 10%
標準重量:200g
※香料、保存料、キレート剤、着色料等一切の添加物を使用しておりません。
※動物性原料は一切使用しておりません。また原料から製品に至るまで動物実験は現地でも日本でも一切行っていません。
※潤い成分を多く含み若干溶けやすいため、なるべく水捌けの良い石鹸トレーをお勧めします。
※手作りのため色、重さ、大きさなどばらつきがあります。
※直射日光や高温多湿を避けて保管し、使用後は良く水を切ってご使用下さい。
ノーマルタイプ
オリーブオイル:90%
ローレルオイル:10%
伝統の配合でアレッポの石鹸の定番といえばノーマルタイプ。
頭の先から爪先までこれ一個、しっとりとつっぱらず潤いを残します。
原料は、オリーブオイル、ローレルオイル、苛性ソーダと水のみ。
香料、保存料、キレート剤、着色料等一切の添加物を使用しておりません。
自然の恵みの結晶
オリーブオイル
シリアには地中海の湿った空気に東の砂漠からの渇いた空気がぶつかり、オリーブに害虫がつきづらい気候です。
石灰岩が多く、アルカリ性の土壌でオリーブの発育には適しており、良質なオリーブが採れます。
食用のオイルを絞った後の2番絞りを使用。
食用のオイルより保湿成分のスクワレンを2倍含み、お肌に豊かな潤いを与えます。
ローレルオイル
ローレルオイルは、地中海に面したシリア北部からトルコ沿岸部にかけて自生する月桂樹の実から採れるオイル。
実に含まれるオイルは重量のわずか10%で世界的にも希少なオイルです。
バスタイムをリラックスさせてくれる独特の清々しい芳香があり、体臭やフケ・カユミをおさえます。
一般的に石鹸づくりの工程では塩水をたくさん入れて、不純物を取り除きますが、アレッポの石鹸で使用するのは、ほとんどが水。
余分な成分(アルカリ)だけをとって、あえてほとんどの成分を残すようにして作られています。
通常の石鹸よりも溶けやすい性質もありますが、その分、保湿力は格別です。
使用上の注意
まずは、なるべく水はけの良い石鹸トレイをご用意ください。
潤い成分を多く含み、若干溶けやすい性質がございます。
湿気が少なく風通しの良い窓辺など、環境の良い状態で保管いただければ、
長持ちする方ですと毎日全身を洗って3カ月以上使用できます。
使いやすいサイズにあらかじめ切っておいていただくことも可能です。
まな板などの上に固定したうえで、包丁でゆっくり押しつけていただくと切りやすいです。
使い方いろいろ
洗顔や全身洗いに使われる方はもちろん多いですが、活躍の場はまだまだそれだけでは終わりません。
保湿力に加え、しっかりと汚れを落としてくれるアレッポの石鹸。
100%生分解するため、環境にも負荷がかかりません。
日常のあらゆるシーンにアレッポの石鹸を加えることで、使い心地の良さだけでなく、
環境にも配慮した暮らしが、より豊かなものになるはずです。
衣類を洗う
ぬるま湯に適量の石鹸を溶かし、そのあと衣料を入れて押し洗いします。
衣料の汚れを浮かして、優しく洗い上げます。
直接肌に触れるものだからこそ、自分の肌を洗うように、「何で洗うか」を大切にしたいですね。
石鹸かすが残らないよう、すすぎはしっかりとおこなってください。
※石鹸は弱アルカリ性です。ウールなど素材によって不向きなものもございますので、
ご使用の際は必ず素材が適しているかのご確認をお願いいたします。
食器を洗う
しっかりと油を浮かせて、汚れをとってくれます。
一般的な洗剤と比べ、手が荒れにくいのも嬉しいポイントです。
髪を洗う
洗髪には、ローレルオイルの配合が多い「エキストラ40」タイプがおすすめです。
1.まずはブラッシングで頭皮や髪に付着したごみをとる
2.前から後ろに向けて、手櫛をしながら髪に水(お湯)を流していく
3.石鹸を手のひらで泡立てて、頭皮をもみ洗い。髪はなでる程度で良いです。
4.やさしくお湯ですすぐ。
5.キューティクルを閉じるために、専用のリンス※をつける
6.よくすすいだ後、タオルで抑えて水分をとる
7.ドライヤーは乾かしすぎないよう程度に
※クエン酸をお湯に溶かすと、専用のリンスが作れます。(風呂おけ一杯のお湯に、クエン酸小さじ半分ほど)
市販の石鹸シャンプー用リンスでも問題ありません。
石鹸ができるまで
わたしたちの元へと届く「アレッポの石鹸」は、生産者家族を中心に、20名規模で手作りされた石鹸です。
オイルが新鮮な冬とその寒さを利用して釜炊きが行われ、春から秋にかけての熱く乾いた空気で熟成が行われます。
2分間ムービー
1.釜炊き
釜炊きは11月下旬から2月の冬季のみ行われます。
3昼夜オリーブオイルとローレルオイルにアルカリを加えて熱を加えながら練り込んでいきます。
釜炊きはその時のオイルの状態や気温など状況に左右されるため、とても勘の必要な熟練の作業です。
2.塩析
釜炊きの最中、なるべく保湿成分など有効な成分を残しながら、水を加えて不純物(石鹸にならない成分や余分なアルカリ)を洗います。
仕上がりは指に石鹸素地をつけ、口に含んで確かめます。
3.石鹸素地の流し込み
清掃された床に紙を敷き、熱々の石鹸素地を高さを揃えながら流し込んでいきます。
4.カッティング・スタンピング
冬の真夜中、寒さで適度に固まった石鹸素地をカットします。
アレッポの伝統的なカットスタイルです。
大人6人ほどが、子どもを乗せた切断機を引っ張っていきます
家族みんなで息を合わせた共同作業です。
切断機についている等間隔に並んだ歯が柔らかい石鹸を綺麗にカットしていきます。
カットが済むと刻印を打ち込んでいきます。
アレッポで作られる伝統石鹸は本来包装されておらず量り売りです。
石鹸の情報を示すのはスタンプなのです。
これだけのシンプルな情報で、現地では売り子さんの知識と買い手側の知識で売り買いされます。
5.熟成
石鹸の隙間を開けて風通しをよくしながら積み置いていきます。
一年以上熟成させることで表面の緑色はベージュ色に変化し、余分な水分は抜けて硬く溶けにくくなります。
さらに肌あたりの優しいマイルドな石鹸になっていくのです。
6.清掃・パッキング
熟成が終わった石鹸の底についている紙を取り、積もった埃などを綺麗に清掃しパッキングします。
※現地ではパッキングせず、量り売りで販売します。
その時、お客様に石鹸の品質を確認してもらうために見本をカットして中を確認してもらうこともあります。
石鹸の包装はシュリンク(ポリプロピレン)のみ、最小限のゴミに抑えています。
(画像・動画提供:アレッポの石鹸コーポレートサイト)
愛用スタッフの声
sisamのスタッフにも愛用者の多い「アレッポの石鹸」。
使い心地を聞いてみたところ、すぐに色々な声が集まりました。
洗髪、洗顔、身体にエキストラタイプを愛用してます。(愛用歴2年半)
洗髪の後は、クエン酸をリンス代わりに。
今までノンシリコンシャンプーを使っていたのですが、アレッポの石鹸のほうが爽快感と、痒みが出にくい気がします。
ブリーチした髪の毛にも、パサパサせずにおすすめです♪
旅行の荷物を身軽にしたい派なので、薄さ5mmほどに小さくカットして持って行ってます。
私は食器洗いにも使っています。(愛用歴1か月)
毎年、冬になると洗剤負けをして手が荒れるのが悩みの種だったんですが、
これなら食器をしっかり洗いながら、肌にも優しい。余分な汚水も生み出さない。
さらに油汚れもきれいに落ちるので、毎日気持ちが良いです。
台所の風景のなかに可愛い石鹸が置かれているのも、テンションがあがります。
手洗い洗濯の時に使用します。(愛用歴3か月)
水の中で泡立てて、その上から洋服ドボン。押し洗いします。
黒い洋服相手だと石鹸カスが気になることも。
その場合は、最後のすすぎでクエン酸を入れて中和させてます。
あとは洗髪、洗顔、ボディーソープオールインワン的な存在で使っています!
小旅行の際は小さくカットできるので、荷物がかなり減って有難いです。
オリーブオイルのしっとり感が乾燥する冬の時期に、重宝するだろうなとこれからワクワクです♪
洗髪にはEXTRA+クエン酸です。(愛用歴4年)
2年ほど前から洗髪にもエキストラタイプを使用しています。
使い始める前は頭皮が乾燥気味で白いポロポロがでることよくあったのですが、
アレッポの石鹸にしてからなくなりました!
乾燥肌に効いている気がします。
それと、アレッポ+クエン酸で髪を洗うと、コンディショナーで髪をトゥルッとさせるのではないので、
人間の髪の毛って本来こんなにフワッとしてるのか〜と分かりました。
溶けやすいので、石鹸置きをなるべく水がかからない壁の上の方に置いています◎
使用後は、冷水をかけています(使用歴1か月)
最近ようやくアレッポの石鹸デビューをしました!
溶けやすい性質があるということなので、お風呂で使用したあとは冷水をかけてみています。
冷ましてから乾燥させると、溶けない!
小さくなってきたら、大きい石鹸にくっつけて、溶けにくい工夫もできそうです。
一つの石鹸をどれだけ長く楽しめるか、これからも色々試してみたいと思います。
お風呂でシャツを洗っています(愛用歴3年)
お風呂に入るついでに、シャツの襟元や袖あたりにアレッポの石鹸をこすりつけて、洗濯板で洗っています。
汚れが結構落ちます!
アレッポの石鹸自体が柔らかくなっていると、シャツ側に緑の石鹸がべったりつくので心配になるかもしれませんが、
きちんと洗って、すすげば落ちるので問題ありません。
「アレッポの石鹸」を読む
「アレッポの石鹸」の向こう側。
そこに関わる人々のこと、さらに深くまで。
こちらのコラムもぜひご覧ください。