インドから美しい手織りストールや木製食器などを届けてくれているフェアトレードNGO「SASHA」。
SASHAの代表であるルーパさんがなんと、６年ぶりにこの７月に来日します。

今回、ルーパさんは「日本にもっともっとフェアトレードを広めたい！」という強い想いを持って来日されます。

25周年を迎えたシサム工房が、次なる25年に強く想うことも同じです。

ルーパさんの来日時には、フェアトレードをより温度を帯びたリアリティあるものとして、皆さまにお届けしていきたいと思っています！

お気軽に参加いただけるイベントも考えておりますので、ぜひご一緒にルーパさんの来日を盛り上げていただけましたら幸いです。

SASHAが設立されたのは1978年。それまで別の手工芸の会社でマネジメントなどの仕事をしていたルーパさんは、当時の代表であったシャッビーさん（本名：Subhashini Kohli（スバーシニー　コーリー））に誘われてSASHAに加わりました。

その後、惜しまれつつも亡くなったシャッビーさんの遺志を引き継ぎ、２代目の代表に。

SASHAは、代表になったルーパさんのもと、作り手たちが技術や想像力、やりがいを更にもってもらえるようフェアトレード事業に邁進し続けました。

そして現在は70グループ3500人もの生産者の支援を行う、インド有数の歴史と実績のあるフェアトレードNGOにまで成長しています。

SASHAが持つ信念は「フェアトレードによって手工芸の職人たちが安定した収入を得ることだけでなく、世界に認められているという自信と自尊心を得る」ということ。

そのために、技術指導や金銭的な支援も行いながら地域伝統の手工芸品を復興させ、市場の開拓やデザインの開発に力を入れています。

こうして、お金よりも、人を第一にした貿易が成功できることを世に証明し続けているのです。

また、皆さんはsisamのアイテムについているこちらのラベルをご存じでしょうか？
こちらは、WFTO（世界フェアトレード連盟 ・World FairTrade Organization）保証会員のみが商品やカタログなどに付けられるラベルです。

WFTOとは、世界中のフェアトレード組織が所属する国際的なネットワークで、sisamもそのメンバーです。世界７０か国、370団体以上が所属し、世界中にフェアトレードを広めるために、日々活動している組織です。

なんと、ルーパさんはSASHAの代表のみならず、WFTOの会長も務め、世界中のメンバーを率いる存在でもあるのです。

国際会議などが開かれた際の存在感は大きく、実地に基づいた経験を元に世界のフェアトレード界を引っ張っています。