CCAP アバカネストボール 吊りタイプ・置きタイプ
※入荷状況、在庫状況はオンラインストアと実店舗では異なります。
生産国:フィリピン(CCAP)
素材:アバカ(糸芭蕉)
サイズ:Φ15cm
繊細で柔らかな光

バナナに似た「アバカ」という植物の繊維を、ビニールボールに巻きつけて一つ一つ手作りされたランプシェード。
ミニアバカボールよりもアバカを沢山巻きつけて、鳥の巣のようなこんもりした雰囲気に仕上げています。

低めのワット数と、独特の色合いを生かして、玄関やトイレ、コーナーまわりなど、狭い空間や、間接照明にぴったり。
照明をつけなくても可愛い色合いで、小さなインテリア品としても人気です。
スクリューライト


シェードにスクリュー部分を差し込み、中からワッシャーで固定します。
使用タイプ:コンセントタイプ/スイッチ:中間スイッチ/コードの長さ:2m/電球:17口径15W球
引掛けシーリング・スクリューライト


一般家庭の天井吊り照明に対応しています。
使用タイプ:引掛けシーリングスイッチ:セパレートスイッチ/コードの長さ:50cm/電球:17口径15W球
※引き紐はないため、壁のオン/オフスイッチが必要です。
アバカランプができるまで

アバカ(糸芭蕉)という現地の植物を紐状にしたものを使用します。
まずは竹の道具を使って、アバカを巻きやすいようにしていく作業から。


風船の上に、アバカを巻き付けていきます。
形のバランスを均等に保ったり、微妙な力加減の調整が必要なため、高度な技術を要します。
この技術を習得するのには、かなりの練習が必要だそうです。

出来上がると、接着剤につけて乾燥させ、最後に中の風船の空気を抜いて取り出すと完成!
風船は何度も再利用します。

この工房を営むリーダーのJunさんは、こう話してくれました。
「よりたくさんの人を雇えるようになって、技術を持った人々を増やしていきたい。
そして彼らが自立して仕事ができるようになり、他の人に技術を教えて、よりたくさんの人々を助けるようになって欲しい。」
CCAPのいま ※2025年2月時点

アバカランプの作り手とsisamの架け橋になっているのが、コミュニティークラフト(CCAP)というNGOグループの人々。
フィリピン各地の自然素材を使った手工芸品の生産を通して、貧困の改善を目指しています。
フィリピンの各地に散らばる生産者グループは、それぞれの地域の素材を活かした素晴らしい手工芸の技術を持っているのですが、
その多くが現代のマーケットでの商売に不慣れで、なかなか自分たちの力だけでは生業を継続するのが難しい状況にあります。
生産者によっては、都市マニラからバスで片道10時間以上の山道を越えた場所に暮らす人々もいます。
スタッフはそんな遠隔地にも頻繁に足を運び、生産者と密にコミュニケーションを取りながら支援活動を行ってきました。

しかし、世界各地からのオーダーの減少や、2024年に台風による深刻な水害があり、
CCAPの今までの運営を継続していくことが難しい状況にあります。
それでも現地のものづくりが止まってしまったわけではありません。
sisamでは、ランプを始めとした手工芸品を、変わらず大切に販売していきます。
CCAPの活動の未来を、私たちはあきらめません。
現地で根をはった美しい手工芸の魅力、そしてそこで生きる人々のことを、これからも伝え続けていきます。

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本製品には、WFTO製品ラベルが付いています。 シサム工房は、WFTO(世界フェアトレード連盟:World Fair Trade Organization)が認証するフェアトレード団体です。 |
FAIR TRADE PARTNER
CCAP Community Crafts Association of the Philippines / CCAP コミュニティークラフト
from Philippines
フィリピン各地の自然素材を使った手工芸品の生産を通し、貧困の改善を目指す。