PTM 手織MIXピンタックスカート

小さなチェック柄が彩る

丁寧に一本一本畳まれたピンタックが美しいスカート。

ブルーとベージュの小さなチェック柄のような手織り生地が味わい深い一枚。
春夏のコーデに爽やかな印象を与えてくれます。

手しごとのものがたり

定規もチャコペンも使わずに、ミシンの押さえの幅と手に染み付いたその感覚だけでタックを生み出していく姿は、職人そのもの。
熟練のなせる技です。

まっさらな布にピンタックを縫い上げてから、丸くつなげてスカートにします。

なのでスカートのポケットは、片方のみに付いています。

すっきりシルエット

ピンタックが入っているので、スカートの裾が広がりすぎず、美しいシルエットが生まれます。

後ろから見てもきれいなシルエット。
体型をカバーしつつも美しいラインを演出してくれるので、重宝するスカートなんです。

着こなしのご提案

（モデル身長160cm）

ブルーのノースリーブと合わせた涼やかな夏コーデ。
カラーアイテムとの着こなしもおすすめなんです。

グレイのサマーニットを重ねて、上下の統一感が素敵なおすすめコーデです。
ちらりと見えるインナーのブルーもアクセントに、夏のお出かけを軽やかに演出してくれます。

（モデル身長164cm）

ショートKURTAと合わせたシックな着こなし。
刺繍とピンタックが美しさを引き立てあいます。

（モデル身長160cm）

ダークグリーンのトップスと合わせて、春先におすすめのきれいめコーデに。
抑えめのトーンが大人の美しさを演出してくれます。

（モデル身長162cm）

リネンコットントップスのシャリ感と手織り生地の質感がマッチ。
風が通る夏コーデに仕上がりました。

（ページ作成：フルカワ）

北タイ・ホート村の手織り生地

タイの北部、チェンマイ市内から2時間ほどのジョムトン地方に伝わるジョムトン織生地。
伝統的なコットンの手織り布として有名です。

sisamの生地はこのジョムトンのすぐお隣「ホート」という地方で作られています。

それぞれの織り手の家庭で、織り仕事が行われています。
染めや織りを行うのは、高床式の自宅の一階部分です。

こちらは織機で生地にしていく様子。
カラリと緯糸を通し、大きな櫛のようなものでトントンと打ち込みます。

今度は左から右へ緯糸を通して、またトントン。
足も経糸を交互に上げ下げするためのペダルを踏むので、終始力づよく動かしています。

作り手の手加減で織り仕事が進むため、打ち込みの力が少し強ければ緯糸が詰まり、逆に弱ければ、薄くなって織れていくのです。

生地をよく見てみると、機械織には見られない染めムラや擦れのような表情が目立つものも。
これこそが生地に奥行きをもたらす、手織りの「証拠」と「味わい」なのです。

２色の糸が織りなす味わい

（ブルー）

コットン100%の柔らかな手織生地です。

よーく見ると青とベージュの小さなチェック柄のような生地です。
ベージュが混ざっているので、他の色とも調和性が高くコーディネイトがしやすい生地です。

PaaTooMuuシリーズやそのものづくりに関わる人々は、手織りや草木染めなどの現地に昔から受け継がれる手仕事とともに、ものづくりに励んでいます。

その美しさに敬意を表してsisamの副代表が名付けたのが"PaaTooMuu(パトム)"
タイ語でPaa＝布、Too＝織る、Muu＝手という意味を込めました。