KL LCショールカラーガウン

ざっくり羽織るだけ

風通しのよいリネンコットン生地をたっぷり使って、ゆったりとした羽織りをお作りしました。
お尻が隠れるほどの丈感で、春夏の着こなしの仕上げアイテムとして重宝します。

ざっくり羽織るだけで、その日のおしゃれが完成！
なんとも心強い一品です。

リネンに込めた思い

昨年から新たにスタートしたリネン素材のシリーズ。
自然素材に思いを持ったお客様のなかでも、「リネン」の着心地を待ち望んでいる方が多くいらっしゃいました。

そんなたくさんの声が海を越えて、フェアトレードパートナーであるインド・Kalatmakの人々の強い熱意により、ようやく実現が叶ったシリーズです。

今季はリネンコットンの生地で登場。
リネンならではのシャリ感に、日常づかいに嬉しいコットンのワーク感を重ねました。

ラフに着こなすのがおすすめ

ショールカラータイプの羽織は、リラックス感をおしゃれに楽しむ一枚。
ボタンのないシンプルなデザインなので、ざっくりとラフに着こなしてみてください。

袖も長めにお作りしています。
袖口は折り返したほうが、手元が涼やかになり、バランスが良く仕上がっておすすめです。

真夏の日除けや室内のエアコン対策にも、この一枚に頼れそうです。

手仕事のツルを美しく絡めて

両脇ポケットの縁には、さりげなく蔓(ツル)をイメージした植物がほどこされています。

リネン生地に、インドの手刺繍の蔓が美しく絡まっている様子に、気分もほんのり高まります。
Kalatmakだからこその愛しいディテールです。

インド伝統のチカン刺繍を、村の女性たちがそれぞれの住居で、一針一針、丁寧に縫い上げました。
現地では、繊細な刺繍を施していくための下書きとして、木彫りのスタンプが使われています。

「スタンプ」という手仕事

今回のリネンシリーズの刺繍デザインは、インドのスタンプ職人がデザインしたものや、現地で伝承されてきた模様を採用しています。

職人歴20年のアロマーンさんの工房です。
職人だった父の背中を見て育ったと話してくれました。

アロマーンさんの子どもも、職人たちの隣でスタンプを彫るふりをして遊んでいます。

年々職人が減ってきているスタンプの仕事もまた、私たちがフェアトレードを通してお伝えしたいものづくりです。

シシャム(ローズウッド)の木から、あの繊細な模様を掘り出していくには、長年培った技術やセンス、そして根気が必要です。
それは人の手でしか生み出せない模様だと思います。

何百年も昔に誰かが生み出した模様が、受け継がれ受け継がれ、今日に残り、
たった今を生きる私たちが変わらず「美しい」と思えること。

その静かな感動は、過去から今へと届いた大切な手紙のように感じます。

着こなしのご提案

（モデル身長：164cm）

色にメリハリをつけた爽やかなコーデ。
白のパンツと合わせることで、ブルーの凛々しさが際立ちます。

いつものシャツスタイルに羽織りを重ねるだけで、おしゃれの楽しみ度がぐぐっと上がる気がします。

（モデル身長：160cm）

こちらはインナーの黒で引き締めたナチュラルスタイル。
やわらかなサンドベージュは、肌のトーンを明るく見せてくれる役割も。

（モデル身長：164cm）

さわやかな色とももちろん相性ばっちり。
どこか大人びた朗らかさを演出してくれます。

合わせる色を選ばない、万能な存在感です。

（ページ作成：タニ）

使うほどに馴染むリネン

（サンドベージュ）

（ブルー）

細番手のコットンとリネンで織られたシャリ感のある生地。

風通しがよく、吸水性と発散性にすぐれた、肌にまとわり付きにくい春夏の生地。
お洗濯を繰り返しても丈夫で、洗いざらしのシワ感もお楽しみいただけます。

本製品には、WFTO製品ラベルが付いています。 シサム工房は、WFTO（世界フェアトレード連盟：World Fair Trade Organization）が認証するフェアトレード団体です。