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sisamスタッフの本棚 1

コーデ

5月はフェアトレードにいつもよりも深く関わる1か月。


フェアトレードの仕事に就くことを選んだ私たちスタッフ。
そこに至るまでのルーツが、それぞれの部屋の本棚にも静かに潜んでいるように思います。


今月は、オンラインストアのスタッフ4人の本棚をのぞき見してみましょう。



\ タニの一冊 /

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メインの本棚とは別に、部屋の中心スペースに小さな本棚を設けている。


タイトルや表紙が目にうつるだけで気分が上がるものを選んで、新しい本が入るたびに少し入れ替えて。
自分の好きな世界や、頭の中をいつもひらひら飛んでいるようなものが、なんとなくこの小さな本棚に集約されているような気がする。


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「HET VERZAMELD BAREIWERK」(編:CHRISTIEN MEINDERTSMA)


20代の頃、自分へのクリスマスプレゼントにと「ええい!」と奮発して購入した一冊の写真集。


図鑑のように分厚いページの重なりのなかに、セーターの写真が1枚ずつユニークに貼り付けられている。


これはオランダで暮らすロースという女性が、60年以上の年月をかけてコツコツと編み続けたセーターの写真集だ。
その数はなんと500枚。


ロースさんは、有名なアーティストというわけではなく、どこに発表するでもなく、誰に贈るでもなく、毎日毎日、部屋のなかでセーターを編み続けた。


とても静かで、とても自由な、手仕事の結晶。


活き活きと形に成すセーターの姿を見ていると、人が「生きる」ことと「作る」ことの関係性の強さや豊かさに、 なんだか無性に感動してしまう。


若かりし頃の私は、この本を読んだ頃から、だんだん自分が尊いと感じられるものの姿が捉えるようになってきたように思う。
誰かの生きる姿が自分の想像力のなかで浮き出てくるような、不均一なものづくりとその背景にある営み。


「フェアトレード」の仕組みのなかで息づく、スローで豊かなものづくりと出会うのは、それから数年先のこと。
今でもたまにランダムにページを開いては、自分の感動の原点に立ち返ることのできる一冊だ。



>>続いて、フルカワの一冊を読む


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